ASL(アメリカ手話)で「病気」は、中指を伸ばして額に当て、そこからお腹に向かって曲線を描くように動かして表します。この動きは、病気が体内を通っていく感覚を表現しています。頭痛や精神的な不調の場合は額の部分だけで、この動作を行うこともできますし、胃の不調の場合はお腹の部分だけで示すこともあります。動きがゆるやかであれば軽い病気を意味し、大きな動きであれば重い病気を表します。このサインは病院や学校、日常生活の中でも使われています。